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RSLはメール便に対応している?3cm・5cmの条件、料金、置き配設定を解説

楽天スーパーロジスティクス(RSL)への物流委託を検討していると、「メール便で発送できるのか」「厚みのある商品も対応できるのか」が気になるところです。商品ページに「RSL出荷」「メール便対応」と表示されていても、自社商品を委託できるかどうかは、梱包後のサイズや注文内容、店舗側の設定によって変わります。

結論からいうと、RSLは通常商品についてメール便3cmとメール便5cmに対応しています。ただし、メール便5cmは事前申込や店舗側の設定、購入者からの置き配承諾が必要です。また、申請済みの商品でも、実際のサイズや同梱内容によってメール便3cmや宅配便に切り替わる場合があります。

以下では、2026年8月31日時点で確認できる資料をもとに、規格・料金・利用条件を整理します。

目次

RSLはメール便3cm・メール便5cmに対応している

RSLの通常商品には、メール便3cmとメール便5cmの2種類の配送区分があります。

メール便3cmは高さ2.7cm以下の商品、メール便5cmは高さ4.7cm以下の商品が対象です。メール便5cmは単に厚みの上限が広いだけではなく、利用にあたってSKU(在庫管理上の商品単位)ごとの事前申込と、申込後の店舗側設定が必要です。

メール便5cmは、ポストや宅配ボックスに入らない場合、玄関前への置き配として配送されることがあります。そのため、受注時に購入者から置き配の承諾を取得する設定も必要です。

なお、メール便5cmの専用マニュアルは2026年3月2日更新です。料金やサイズなどの数値は、2026年8月31日時点のRSL資料に基づいています。

メール便3cm・5cmの規格と配送料を比較する

RSLのメール便3cmとメール便5cmの条件は、次のとおりです。

配送区分長辺短辺高さ重量配送料
メール便3cm32cm以下23cm以下2.7cm以下1kg未満199円/個
メール便5cm27cm以下20cm以下4.7cm以下1kg未満342円/個

配送料は配送1箱あたりの料金です。梱包資材料費は含まれず、別途発生します。梱包が2箱になった場合は、箱数に応じて配送料がかかります。

また、資料では、ポスト投函サイズに入らない場合は宅配サイズに切り替えて出荷するとされています。商品単体ではなく、緩衝材や外装を含めた梱包後のサイズで適合性を判断する必要があります。

たとえば、商品単体ではメール便5cmの規格内でも、梱包資材を加えると高さ4.7cmを超える可能性があります。複数個を購入された場合に1箱へ収まるか、2箱に分かれるかによっても、送料や配送区分が変わります。

導入前には、SKUごとに次の点を確認しておくと判断しやすくなります。

  • 梱包後の長辺・短辺・高さ
  • 梱包後の重量
  • 複数購入時の梱包パターン
  • 1箱に収まらない場合の配送区分
  • メール便と宅配便で変わる購入者への案内

メール便5cmを使うための申込と商品設定

メール便5cmを利用するには、対象SKUごとの事前申込が必要です。申込はRSLサポートツールから行います。

申込から出荷までの大まかな流れは、次のとおりです。

  1. メール便5cmで配送したいSKUを選定する
  2. RSLサポートツールから対象SKUを申請する
  3. RSL側でSKU登録が完了する
  4. 店舗側で対象商品の設定を変更する
  5. 購入者から置き配の承諾を取得できる状態にする
  6. 配送方法を「追跡可能メール便」に設定する

RSL側のSKU登録が完了した後、店舗側で対象SKUの商品設定と配送方法の設定が必要です。対象商品の配送方法を「追跡可能メール便」に設定し、購入者から置き配の承諾を取得する設定も行います。詳細はRSLのメール便5cm設定案内で確認できます。

置き配の承諾が必要な理由

メール便5cmは、ポストや宅配ボックスに入らない場合、玄関前に置き配されることがあります。購入者がこの可能性を理解したうえで注文できるよう、受注時に承諾を取得する必要があります。

RSLの案内では、次の内容を購入者に示し、必須のチェックボックスで「了承する」を選択してもらう設定が示されています。

> 【重要】メール便にて配送する場合、ポスト(郵便受け箱)・宅配ボックスに入らないお荷物は、玄関前に置き配として配送いたします。

設定に不備があると、購入者からの指摘やクレームにつながる可能性があります。RSLへの申込だけでなく、商品ページや受注時の承諾取得まで含めて準備しましょう。

出荷データの配送便種にも注意する

RSLへ渡す出荷データに含まれる配送便種が「宅配便」の場合、メール便5cmでは出荷されません。

そのため、店舗側の商品設定だけでなく、受注管理システムなどからRSLへ連携される配送情報も確認する必要があります。商品側ではメール便5cmを希望していても、連携データが宅配便になっていれば、希望どおりの配送区分にならない可能性があります。

申請済みでもメール便5cmで出荷されないケース

メール便5cmに申請した商品でも、常に5cm便で出荷されるとは限りません。主なケースは次のとおりです。

実際のサイズによってメール便3cmや宅配便になる

メール便5cmとして登録しているSKUでも、商品のサイズによってはメール便3cmまたは宅配便として出荷されます。

確認すべきなのは、販売時の商品サイズではなく、RSLで出荷する状態の梱包サイズです。外装や梱包材を含めた結果、メール便5cmの規格に収まらなければ、宅配サイズなどへ切り替わります。

ただし、規格内外でどのような条件で個別に振り分けられるか、切り替え後の梱包仕様については、確認できる資料だけでは一律の基準までは示されていません。

複数商品の注文に未登録SKUが含まれる

複数買いの注文に、メール便5cmへ登録されていない商品が一部含まれている場合、その注文はメール便3cmまたは宅配便として出荷されます。

メール便5cmを利用したい場合は、単品だけでなく、同じ注文に入りやすい関連商品やセット商品も含めて確認する必要があります。対象SKUを申請しただけで、関連する複数商品の注文も5cm便になるとは限りません。

希望の置き場所に配達できない

購入者が指定した場所に置けない場合は、チャイムを鳴らして手渡しになる可能性があります。メール便5cmは置き配となることがある配送方法ですが、すべてのケースで指定場所への置き配が完了するわけではありません。

置き配の責任範囲と、5cm便が向く商品の考え方

メール便5cmを検討する際は、メール便3cmとの差額だけでなく、置き配に伴うリスクも考える必要があります。

RSLの注意事項では、置き配として配送完了した後に生じたトラブルについて、RSLは責任を負わないとされています。高額商品、代替が難しい商品、破損しやすい商品では、送料を抑えられるかだけでなく、置き配による購入者の不安や問い合わせ対応も含めて判断することが大切です。

一方、メール便5cmで置き配された商品の盗難・汚破損については、楽天市場の注文に限り、購入者が楽天市場お客様サポートセンターへ相談できます。これは相談窓口の案内であり、提供資料から一律の補償が受けられると判断できるものではありません。

メール便5cmを検討しやすい商品

次のような商品は、メール便5cmの候補になりやすいと考えられます。

  • 梱包後の高さが4.7cm以下に収まる商品
  • 梱包後の長辺が27cm以下、短辺が20cm以下の商品
  • 梱包後の重量が1kg未満の商品
  • 破損や盗難が発生した場合の影響を許容できる商品
  • 購入者に置き配の可能性を明確に案内できる商品
  • 複数購入時の同梱パターンを管理できる商品

反対に、高額品や一点物、置き配を避けたい購入者が多い商品では、メール便5cmの料金メリットだけで導入を決めないほうがよいでしょう。

まとめ:SKU別に梱包サイズ・同梱・設定を確認して選ぶ

RSLは、メール便3cmとメール便5cmに対応しています。メール便3cmは長辺32cm以下・短辺23cm以下・高さ2.7cm以下・1kg未満で、配送料は199円/個です。メール便5cmは長辺27cm以下・短辺20cm以下・高さ4.7cm以下・1kg未満で、配送料は342円/個です。いずれも梱包資材料費は別途かかります。

メール便5cmを利用するには、対象SKUの事前申込、RSLでの登録完了後の店舗設定、「追跡可能メール便」の設定、購入者からの置き配承諾取得が必要です。RSLへ連携する出荷データの配送便種が「宅配便」の場合も、5cm便では出荷されません。

薄型で規格内に収まる商品はメール便3cm、厚みがありメール便5cmの規格内で、置き配承諾を含む運用を整えられる商品はメール便5cmが候補になります。ただし、商品の梱包後サイズや複数購入の組み合わせによって、メール便3cmや宅配便へ切り替わる場合があります。

導入前に、SKUごとの梱包後寸法・重量、複数購入時の同梱パターン、店舗側の配送設定とRSLへ連携する出荷データの配送便種を洗い出しておくと、自社商品の適合性を判断しやすくなります

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