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STORES(ストアーズ)とBASE(ベース)を徹底比較!2023年最新情報より機能、メリット、料金など様々な視点で解説

ネットショップを始めたい方にとって、選ぶプラットフォームは重要です。STORES(ストアーズ)とBASE(ベース)は、無料で使える人気サービスです。どちらも初心者に優しい設計ですが、違いはあります。手数料や機能、集客支援など、比較するポイントが多いです。本記事では、それぞれの特徴と運営コストを比較し、どちらがおすすめかを見極めます。特に費用面とサポートの違いに注目しましょう。自社に合う選択ができるようになります。

目次

【比較】STORES(ストアーズ)とBASE(ベース)の特徴

ネットショップの立ち上げには、適切なプラットフォーム選びが重要です。STORES(ストアーズ)とBASE(ベース)は、無料で利用できる人気のサービスですが、それぞれのプランには特徴があります。

BASEとSTORESの選択は、目指す売上規模や運営体制によって異なります。BASEは利用者数が多く、安心感があります。一方、STORESは特定の機能を重視する場合に適しています。どちらもネットショップ運営に必要な基本機能を備えており、手数料やサービスの違いを理解して選ぶことが大切です。これらの情報を基に、自社に合ったサービスを選びましょう。

STORES(ストアーズ)とは

STORES(ストアーズ)は、ネットショップ作成のためのサービスです。無料で簡単にオンラインショップを立ち上げることが可能です。多様な機能が無料で使え、決済方法も豊富です。売上が増えると、機能豊富なプランに移行できます。さらに、STORESはキャッシュレス決済やPOSレジなど、店舗運営を支援する多彩なデジタルサービスを展開しています。フリーとスタンダードの二つのプランがあります。

利用できる機能

STORESは、ユーザーに多様な機能を提供するネットショップ作成サービスです。2021年6月時点で48種類のデザインテンプレートを無料で利用できます。これらのテンプレートはプランに関わらず利用可能で、HTMLやCSSの知識がなくても、レイアウトやテキスト、ロゴ、背景などをカスタマイズできます。

加えて、STORESには様々な拡張機能があります。人気の機能には、商品に「SALE」や「NEW」といったシールを表示するもの、セール情報をポップアップで告知する告知ボード、商品のランキングを作成する機能が含まれます。また、YouTubeやVimeoにアップロードされた動画をページに埋め込むことも可能です。これらの機能を駆使することで、魅力的なネットショップを簡単に作成できます。

販促・集客機能

STORESは、ネットショップ運営に便利な多彩な販促・集客機能を提供しています。これらの機能は、フリープランでもスタンダードプランでも使えます。

まず、メールマガジン機能です。これを使って、購入者や会員に対して情報を発信できます。また、ショップからのニュースを作成・掲載することも可能です。クーポン機能を活用すれば、セール時の割引クーポンを発行できます。再入荷リクエスト機能は、アイテムの再入荷を待つ顧客に通知メールを送ることができます。

さらに、Instagramやファッションコーディネートアプリ「WEAR」との連携も可能です。これにより、SNSを通じた商品の露出が増えます。また、note for shopping機能を使って、記事内に商品URLを貼り付け、アイテムを紹介できます。

STORESでは、電子チケットの発券・販売、定期販売、デジタルデータのダウンロード販売、予約販売、まとめ割引、販売期間の設定、購入個数の制限など、幅広い商材や販売形態に対応しています。

一方で、代引きやAmazon Pay決済、品番管理、アクセス解析、独自ドメインの利用は有料プラン限定です。これらの機能を活用することで、より高度なショップ運営が可能になります。フリープランからスタンダードプランへの移行は、ショップの成長に応じて検討すると良いでしょう。

料金プラン・振込手数料

STORESは、ネットショップ運営に便利な2つの料金プランを提供しています。フリープランとスタンダードプランです。

フリープランでは、初期費用や月額費用は発生しません。しかし、決済手数料は5%となり、振込手数料は275円です。1万円未満の場合、追加で事務手数料275円が必要です。スピードキャッシュサービスを利用すると、翌営業日に振込が可能ですが、その際3.5%の手数料がかかります。

一方、スタンダードプランでは月額費用が2,178円かかりますが、決済手数料は3.6%とフリープランより低く設定されています。スピードキャッシュサービスの手数料も1.5%とフリープランより低くなります。

STORES公式サイトでは、月商20万円以上の場合はスタンダードプランの利用が推奨されています。このプランでは、独自ドメイン、アクセス解析、サービスロゴ非表示、品番管理、送り状CSV、在庫一括更新などの機能が利用できます。また、代引き支払いやAmazon Payの利用も可能です。ただし、これらの機能の多くはBASEでは無料で提供されています。

通常の振込サイクルは月末締めの翌月払いです。早急な入金が必要な場合、スピードキャッシュサービスを使うことで翌営業日に振込を受けることができますが、手数料が加算されます。フリープランとスタンダードプランの違いを理解し、自店に適したプランを選ぶことが重要です。

決済方法

STORESでは、9種類の決済方法が利用可能ですが、フリープランでは代引きとAmazon Payは使えません。

シェア・ユーザー数

STORESでは、毎月1万店舗以上の新しいショップが開設されています。特にアパレルや食品分野のショップが目立ちます。公式な利用数の発表はありませんが、2019年10月時点で70万ショップ以上があるという情報もあります。また、STORESはECプラットフォームに加え、予約システムの提供も行っており、こちらも積極的な利用が見られます。

STORESの導入事例

Kiniluは、作家の手作り器を取り扱うネットショップです。2020年6月にSTORESを使用して開設しました。ショップの開設や商品掲載、販売の手順がわかりやすく、購入者にも使いやすい点がSTORESの導入理由です。ネットショップでは商品を直接見られないため、器の使用シーンを商品ページやInstagramで紹介する工夫が施されています。

STORES(ストアーズ)のメリット

STORESは販売手数料が安く、振込手数料も低いです。さらに、多様な決済方法を提供しています。

販売・振込手数料が安い

STORESの大きなメリットは、販売手数料と振込手数料が安い点です。

まず、販売手数料に注目しましょう。商品が売れた際に発生するこの手数料は、STORESでは0円です。一方、BASEでは3%かかります。さらに、決済手数料を含めた総コストもSTORESの方がお得です。フリープランでは5%、スタンダードプランでは月額2178円かかりますが、それでも決済手数料は3.6%と低く設定されています。

次に、振込手数料です。BASEとSTORESは一見すると同じ250円の振込手数料ですが、実際は違います。BASEでは2万円未満の振込には追加で500円の事務手数料がかかるため、小規模なネットショップには不利です。対してSTORESは一律250円と、少額での振込申請にも適しています。

これらの点から、STORESは特に小規模事業者や低コストで運営を行いたい店舗にとって、魅力的な選択肢と言えます。

有料プランの固定費が安い

STORESのスタンダードプランは、固定費が低い点が大きなメリットです。決済手数料は3.6%と、BASEのグロースプランの2.9%~に比べやや高いですが、BASEの有料オプションであるサービスロゴ非表示が無料で利用できます。また、独自ドメインの設定も無料で可能です。月額料金の面でもSTORESは有利で、BASEの月額5,980円に対し、STORESは月額3,480円です。このように有料プランを比較すると、STORESは毎月の固定費を抑えられるため、コストを重視する事業者に適しています。

決済方法が多い

STORESは、多様な決済方法をサポートしていることがメリットです。代金引換を含む幅広い支払いオプションがあり、消費者の選択肢を広げています。

サポートが充実している

STORESの大きなメリットは、充実したサポート体制です。ShopifyやBASEにはメールサポートはありますが、STORESでは電話での日本語サポートが可能です。困った時に電話で相談できる点が強みです。

初期費用・月額費用がかからない

STORESは、商品が売れるまで初期費用や月額費用が一切かからず、ノーリスクでネットショップを開始できます。

オーナー限定の倉庫サービスがある

STORESでは、オーナー限定で保管、梱包、発送を代行するサービスがあり、運営者は集客やサイト運営に専念できます。

STORES(ストアーズ)のデメリット

STORESのデメリットには、スタンダードプランの月額費用、売上金の振込に時間がかかること、プランの種類が限られている点があります。

プランが2種類しかない

STORESのデメリットの一つは、プランが2種類しかないことです。対照的に、BASEでは月額無料プランのみですが、Apps機能を通じて必要に応じて有料機能を追加できます。例えば、BASEロゴ非表示は月500円、不正決済保証は月980円以上、早期振込サービスが使える振込申請プラスは月980円です。これにより、BASEはSTORESよりも柔軟な選択肢を提供しています。

売上金の振込に時間がかかる

STORESのデメリットの一つは、売上金の振込に時間がかかる点です。BASEでは振込申請から10営業日で入金されますが、STORESでは月末締め翌月末払いが基本です。これは、月初に売上があった場合、BASEなら約10日後に振り込まれるのに対し、STORESでは最大60日かかる可能性があります。スピードキャッシュサービスで早急な入金は可能ですが、3.5%の手数料が発生し、結果的にランニングコストが高くなる場合があります。

月額費用がかかる(※スタンダードプラン)

STORESのスタンダードプランを選択するデメリットは、月額2,178円の固定費がかかることです。フリープランではBASEと同様に無料ですが、独自ドメインの設定やアクセス解析、決済手段のカスタマイズができない上、代引きやAmazon Payなどの一部決済方法が利用できません。また、フリープランでは決済手数料が5%と高く、売上が発生する度にコストが増加します。そのため、本格的なネットショップ運営にはスタンダードプランの選択が一般的ですが、この選択は月額費用という追加コストを意味します。

取得できるドメインに制限がある

STORESではドメインの取得に制限があり、「.com」「.net」「.shop」の3種類のみが選択可能です。日本で人気の「.jp」ドメインは取得できません。

独自ドメインを移管できない

STORESでは、使用していた独自ドメインを他のサービスに移管することができません。そのため、サービス変更時は完全に新しいURLで再スタートが必要で、SEO対策に影響を及ぼす可能性があります。

BASEとは

BASEは、BASE株式会社が提供するネットショップ作成サービスです。このサービスは「誰でも簡単に、30秒でネットショップが開設できる」というコンセプトで運営されており、初期費用や固定費用がかからない点が特徴です。スマートフォン一台でショップを開設できる利便性も魅力です。2023年7月時点で、200万店舗以上がBASEを利用しており、無料プランと有料プランの二つを提供しています。

利用できる機能

BASEはユーザーフレンドリーなネットショップ作成サービスで、豊富な機能を提供しています。ショップのデザイン面では、無料オフィシャルテーマ、有料テンプレート、HTML編集の3つのカスタマイズ方法が可能です。

無料オフィシャルテーマは16種類あり、直観的な操作でショップのデザインを簡単に行えます。デザインパーツを組み合わせることで、理想のショップがすぐに形になります。様々なパーツが用意されており、ユーザーへのお知らせ、送料案内、画像とテキスト、動画、ピックアップ商品、最近チェックした商品、SNSバナーなどが挿入できます。

さらに50種類以上の有料テンプレートがあり、5,000円から10,000円で利用できます。これにより、より個性的なデザインを実現できます。

HTML編集Appを使用することで、HTML、CSS、JavaScriptを編集し、より独自性のあるデザインが可能です。STORESではHTML編集ができないため、高度なカスタマイズを望む場合にはBASEが適しています。これらの機能を活用することで、ユーザーは自分のニーズに合ったショップを簡単に作成できます。

販促・集客機能

BASEは、多様な販促・集客機能を備えたネットショップ作成サービスです。Instagram販売では、投稿に商品をタグ付けして購入導線を追加できます。商品説明カスタムでは、動画やスライドショーを商品ページに追加可能です。購入ユーザーのレビュー収集や掲載、クーポン作成、セール価格設定、メールマガジンの無料配信などが行えます。SEO対策として「検索キーワード」や「説明文」の設定も可能です。noteストアへの商品情報連携もできます。

BASEでは定期便、デジタル商品販売、予約販売、販売期間設定、数量制限、抽選販売、テイクアウト商品の事前注文といった多彩な商品販売方法を提供しています。

購入者向けのショッピングアプリは累計800万ダウンロードを超え、集客・販促に役立ちます。立ち上げ間もないショップも、広告費をかけずに発見される可能性があります。

さらに、BASEはポップアップストア出店サポートも行っています。全国の商業施設で実販売を行いたい場合、出店前後のサポートを提供します。これらの機能を通じて、BASEはネットショップ運営者に幅広い支援を提供し、販路拡大に貢献しています。

料金プラン・振込手数料

BASEは初期費用や月額費用が無料で、有料プランは存在しません。主な手数料として、クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込、後払い決済、キャリア決済、PayPal決済、Amazon Payに対して、注文ごとに3.6%+40円の決済手数料と3%のサービス利用料がかかります。つまり、注文ごとに合計6.6%+40円の手数料が発生します。

振込手数料は一律250円で、振込申請額が2万円未満の場合、追加で事務手数料500円がかかります。お急ぎ振込手数料は1.5%です。例えば、振込申請額が8,000円の場合、通常振込では7,250円(8,000円-250円-500円)、お急ぎ振込では7,130円(8,000円-250円-500円-120円)が振り込まれます。20,000円の場合、通常振込では19,750円(20,000円-250円)、お急ぎ振込では19,450円(20,000円-250円-300円)が振り込まれます。

振込申請から10営業日後に入金されるため、キャッシュフローの面で便利です。また、お急ぎ振込を利用すると、最短翌営業日に入金され、追加手数料がかかりますが、1.5%と低めに設定されています。これにより、BASEは迅速な資金繰りをサポートする特徴を持っています。

決済方法

BASEは、多様な決済方法を提供するネットショップ作成サービスです。特に「BASEかんたん決済」を利用することで、様々な決済オプションを迅速に導入できます。これにより、ショップ開設後すぐに商品販売が可能になります。

利用可能な決済方法には、クレジットカード決済を含む7種類があります。ただし、JCBやアメリカン・エキスプレスカードの使用には審査期間が必要ですが、他の方法は即日利用が可能です。この迅速性は、特に販売を急いでいるショップにとって有益です。

BASEかんたん決済の利用は、BASEのフォームから選択するだけで完了し、手続きは非常に簡単です。売上金の入金サイクルも速く、申請から10営業日以内に振込が行われます。さらに、最短翌営業日に出金できる「お急ぎ振込」サービスも利用可能です。

BASEでは、PAY IDという購入者向けのID決済サービスも提供しています。このサービスを利用すると、購入の際に毎回クレジットカード番号や配送先情報を入力する手間が省け、迅速な決済が可能になります。2020年12月時点で570万人以上のユーザーに利用されており、購入者の利便性とショップの販売効率向上に大きく貢献しています。

シェア・ユーザー数

BASEは、ネットショップ作成サービスの中で顕著な利用者数と導入実績を誇ります。2021年5月時点で、開設数が150万ショップを突破し、4年連続で開設実績No.1になりました。この数字は、BASEのサービスが多くの事業者に選ばれていることを示しています。

さらに、BASEが提供するショッピングアプリ「BASE」のダウンロード数は800万を超え、PAY IDの利用者数も570万人以上に上ります。これらの購入者向けサービスの利用者数の増加は、BASEのユーザーベースの拡大と影響力を示しています。

一方で、STORESは開設数の公表をしておらず、具体的な導入実績は不明です。また、BASEのような購入者向けサービスを提供していないため、ショップごとに会員登録が必要です。これは購入体験においてBASEとの違いと言えるでしょう。このように、BASEは利用者数やサービス展開において、他のサービスと比較して優れた特徴を持っています。

BASEの導入事例

COSIMは、東京・恵比寿にあるフェイシャルエステ専門店「beauty salon totto」のオリジナルスキンケアブランドです。2018年12月に製品を店頭で販売開始し、その後BASEを活用してオンライン販売を始めました。BASEを選んだ理由は、使いやすいサイトデザインとスマホでの開設・運営のしやすさです。コスメ販売の難点をサイト上の工夫とサポートでカバーしています。

2020年からは、有料テンプレートの使用、レビュー機能の活用、セット購入の割引キャンペーンなどで売上を大幅に伸ばしました。また、Instagramとの連携を通じて、さらなる流入を実現しています。これらはBASEの販促・集客機能を効果的に活用した事例として注目されます。

参考URL: https://baseu.jp/16664?forcedcta=off

BASEのメリット

BASEの主なメリットは、初期費用と月額費用が無料であること、入金が早く、在庫を持たずに販売できる点です。

入金が早い

BASEのメリットの一つは、入金サイクルの速さです。商品が購入された後、売上金の振込は申請からたった10営業日で完了します。これにより、STORESの月末締め・翌月未払いに比べ、BASEを利用すると早く売上金を受け取ることが可能です。

在庫を抱えない

BASEを利用するメリットの一つは、在庫を抱えるリスクがないことです。例えば、オリジナルTシャツのような商品を販売する際、在庫を持つことなく、デザインを入稿して掲載するだけで販売できます。これにより、売れ残りによる損失のリスクを避けながら、オリジナルグッズを販売することが可能になります。

特別な知識がいらない

BASEの大きなメリットは、特別な知識が不要であることです。HTMLやCSSに精通していなくても、パーツを組み合わせることでデザイン編集が可能です。これにより、初心者でも簡単にサイトを作成できます。

専用アプリで操作が簡単

BASEの重要なメリットの一つは、専用アプリ「ショッピングアプリBASE」(現在は「PayID」という名称)の利便性です。このアプリは800万人以上のユーザーに利用されており、ショップへの流入を容易にする機能を持っています。このアプリを通じて、サイトへのアクセスが増加し、販売機会が拡大する可能性があります。

プランによる機能制限がない

BASEの大きなメリットの一つは、プランに関わらず機能制限がないことです。月額料金のかからないスタンダードプランでも、STORESの有料プランと比べて多くの機能を利用でき、ショップ運営に何の不自由もありません。一方で、売上が発生するたびの手数料はSTORESより高いですが、この制限のない柔軟性が大きな利点です。

さらに、グロースプランにアップグレードすると、決済手数料が業界最安値の「2.9%~」になります。月額料金は高いものの、売れる度にかかる手数料を抑えられるため、売上の多いショップには有利です。また、無料プランと有料プラン間で機能に差がないため、売上が落ちたり、ネットショップを一時的に休む際に、スタンダードプランに簡単に戻すことができるのもBASEの強みです。このように、BASEは柔軟なプラン変更と充実した機能で、ユーザーに多くの選択肢を提供しています。

初期費用・月額費用がかからない

BASEの大きなメリットは、初期費用や月額費用がかからないことです。商品が売れるまで一切の費用が発生せず、ネットショップをノーリスクで開設できます。この点は、特に初期投資を抑えたい事業者にとって大きな魅力です。また、BASEにはAppsという有料のオプションがありますが、必要に応じて個別に選択できるため、必要ない機能に費用をかける必要がありません。これにより、多くの機能を利用しない場合でも月額費用を抑えることが可能です。

BASEのデメリット

BASEを利用する際のデメリットには、販売手数料がかかる点、振込手数料が発生すること、代金引換が利用できない点があります。

集客力が低い

BASEのデメリットとして、集客力の低さが挙げられます。専用アプリがあるものの、ターゲットユーザーがアプリ利用者に限定されるため、集客範囲が狭くなります。さらに、SEO対策(検索エンジン最適化)など、一般的なウェブサイトで行われる集客方法はBASEでは難しいとされています。このため、BASEを使用する際は、集客のための追加的な戦略が必要となります。

販売手数料がかかる

BASEを使用する際のデメリットとして、販売手数料がかかる点があります。STORESでは販売手数料が0円ですが、BASEのスタンダードプランでは販売手数料として3%が発生します。また、決済手数料も3.6%+40円(スタンダードプランの場合)となります。

月額費用は無料であるため、STORESのフリープランの5%よりは低いものの、販売手数料を含めるとSTORESに比べて全体の手数料が高くなることに注意が必要です。このため、BASEでネットショップを運営する際は、これらの手数料によるコストを考慮することが重要です。

振込手数料がかかる

BASEのデメリットの一つは、振込手数料がかかる点です。基本の振込手数料は250円ですが、振込金額が2万円未満の場合、追加で500円の事務手数料が発生します。

代金引換ができない

BASEのデメリットの一つは、代金引換ができないことです。STORESに比べて決済方法が制限されており、多様な支払い方法を提供できないため、機会損失のリスクが高まります。

ランニングコストが高い

BASEはビジネスオーナーにとってデメリットがある要因の1つは、ランニングコストの高さです。特に、STORESと比較するとその差が顕著です。

まず、月額無料のプランにおいて、商品が売れた際の手数料を比較してみましょう。BASEのスタンダードプランでは、「決済手数料 3.6%~ + 40円」と「サービス利用料 3%~」がかかりますが、STORESのフリープランでは「決済手数料 5%」のみです。これにより、BASEの手数料は1%以上高くなっています。

また、BASEは商品が売れたときの手数料を抑えるためにグロースプランに切り替えることができますが、STORESのスタンダードプランと比較すると、BASEの月額料金は高額です。BASEは月額5980円で提供されているのに対して、STORESは月額3480円となっています。さらに、STORESのスタンダードプランでは、ロゴ非表示や独自ドメインなどのサービスが無料で利用できる一方、BASEではこれらのサービスに別途費用がかかります。そのため、BASEを利用する際には毎月の固定費が高くついてしまう傾向があります。

ランニングコストの高さは、ビジネスオーナーにとって慎重に検討すべきポイントであり、選択肢を比較検討する際に注意が必要です。

レイアウトの自由度が低い

BASEのデメリットの1つは、レイアウトの自由度が低いことです。特別な知識がなくても始められる一方で、テンプレートを使わない独自のレイアウトを作るのは難しいため、多くのサイトが似たようなデザインになりがちです。

STORES(ストアーズ)とBASE(ベース)の共通点

STORESとBASEには共通点があります。どちらも初期費用無料でASP型のネットショップを作成でき、無料プランと有料プランを提供しています。また、プランの切り替えが自由で、ビジネスオーナーに選択肢を提供しています。

無料で始められる

STORESとBASEには共通点があります。どちらも初心者向けで、初期費用や月額費用が無料で、ネットショップを簡単に始めることができます。特に専門知識が不要で、リスクなく始めることができるため、売上の見込みが不確かな場合や、期間限定でショップを開設したい場合、月に数万円の副収入を得たい場合に適しています。

さらに、操作が難しくないため、専門知識のないスタッフに運営を任せたいビジネスオーナーや、商品の更新が頻繁に必要な業種にも適しています。また、費用は売上があった場合や売上を振り込む際にのみ発生し、成長したショップが必要に応じて有料プランやオプション機能を利用することができます。

プランを切り替えられる

STORESとBASEには共通点があります。それぞれ、無料と有料の2つのプランが用意されており、プランを切り替えることで決済手数料が安くなる利点があります。また、プランの切り替えは自由に行え、ショップオーナーは売上に合わせて選択肢を変更できます。

STORESでは有料プランに切り替えると、手数料が低くなるだけでなく、限定機能が使えるようになります。ただし、無料プランに戻すと有料プラン限定の機能が無効化されるため、注意が必要です。一方、BASEはプランに関わらず機能に差を設けていないため、ダウングレードによる影響はランニングコストのみです。

このように、STORESとBASEは柔軟なプラン切り替えが可能で、ビジネスの成長に合わせて最適なプランを選択できます。プランの変更に際しては、各サービスの特徴を理解し、自身のビジネスニーズに合った選択を行うことが大切です。

ASP型ネットショップを作れる

STORESとBASEは共通点があります。どちらもASP型のネットショップ作成サービスを提供しています。

ASP型とは、「アプリケーションサービスプロバイダ」の略で、ネットショップに必要な機能をクラウド上で提供し、ネットショップを構築できるサービスです。ASP型ネットショップは、独立した個別の店舗を構築する形態であり、Amazonや楽天市場などのモール型ネットショップとは異なります。

ASP型のネットショップは、集客力がモール型に比べて弱い場合もあるものの、初期費用や各種手数料が比較的低いため、低コストでネットショップを運営できる利点があります。STORESとBASEは、このASP型の特長を活かして、ビジネスオーナーにネットショップ運営をスムーズに始める機会を提供しています。

STORESとBASEの比較ポイント

STORESとBASEを比較する際のポイントは以下です。

  1. 月額費用
  2. 各種手数料
  3. 入金サイクル
  4. 販促・集客サポート
  5. 決済方法
  6. 独自機能
  7. 店舗数
  8. 匿名配送
  9. デザイン
  10. ドメイン

これらを検討し、自身のビジネス目的に合ったサービスを選びましょう。

月額費用

STORESとBASEを比較する際の重要なポイントは、月額費用です。STORESでは、本格的なネットショップ運営におすすめの有料スタンダードプランが月額2,178円から始まります。一方、BASEはスタンダードプランの月額費用がかからない特徴があります。ただし、プランによって決済手数料や利用できる機能・決済手段に差があるため、自身のビジネスニーズに合った選択が重要です。

各種手数料

STORESとBASEの各種手数料を比較します。ネットショップ運営において、手数料は重要なコスト要因です。以下に各種手数料の比較を示します。

1. 販売手数料:
  – BASE スタンダードプラン: 代金の3%
  – STORES スタンダードプラン: 0円(販売手数料なし)

2. 決済手数料:
  – BASE スタンダードプラン: 代金の3.6%〜+40円
  – STORES スタンダードプラン: 3.6%

3. 振込手数料:
  – BASE: 250円
  – STORES: 275円

4. 事務手数料(イレギュラーな手数料):
  – BASE: 500円(振込申請額が2万円未満)
  – STORES: 275円(入金金額が1万円未満、入金額が1万円未満の場合は設定変更により発生)

手数料だけで比較すると、BASEの販売手数料は代金の3%、STORESは販売手数料が0円で優れています。しかし、決済手数料や振込手数料、事務手数料なども考慮すると、全体のコストは複雑です。

売上が多い場合や、月額固定費を抑えたい場合は、BASEのグロースプランが有利です。このプランでは決済手数料が業界最安値の2.9%〜となり、コストを抑えることができます。一方で、売上が少ない場合や初期コストを抑えたい場合は、STORESのフリープランが選択肢として考えられます。

また、振込手数料や事務手数料についても、両プラットフォームに違いがあります。STORESは自動で振り込まれる仕組みがあり、振込手数料が発生しやすい一方、BASEは振込申請を行わない限り振込手数料は発生しません。事務手数料は売上が少額で振り込みたい場合に発生するもので、STORESの方が事務手数料が安くなりますが、通常は大きなコスト要因ではありません。

つまり、どちらのプラットフォームを選ぶかは、ビジネスの性質や売上状況に応じて選択するべきです。ビジネスの成長を考慮して、コスト面や機能面で最適な選択をしましょう。

入金サイクル

STORESとBASEの入金サイクルについて比較します。入金サイクルは、売上が実際に口座に入金されるまでの時間や頻度を指します。どちらのプラットフォームも入金サイクルを短縮するオプションが用意されていますが、それぞれ異なる特徴があります。

BASEでは、売上金を自分の口座に振り込んでもらうためには「振込申請」が必要です。売上残高が751円以上あれば申請可能で、申請から10営業日(土日祝除く)後に口座に売上が振り込まれます。このシステムにより、売上金の出金スピードを自分で調整できるため、資金繰りに柔軟に対応できます。

一方、STORESでは月末締めの翌月末払いが標準的な入金サイクルです。売上から決済手数料と振込手数料を差し引いた入金金額が1万円以上ある場合に、月末日締めの翌月末に口座に売上が振り込まれます(土日祝および年末年始を除く)。つまり、売上があった日から振り込まれるまで最長で2ヶ月かかることになります。

ただし、STORESでは「スピードキャッシュ」というオプションを利用することで、売上が翌営業日に振り込まれるようになります。ただし、スピードキャッシュを利用すると手数料がかかり、フリープランでは売上の3.5%、スタンダードプランでは1.5%が手数料として引かれます。そのため、ランニングコストが高くなる点に留意する必要があります。

総括すると、BASEは振込申請を行うことで入金スピードを調整でき、資金繰りに柔軟に対応できるメリットがあります。一方で、STORESは標準の入金サイクルが遅いため、スピードキャッシュを利用すれば速くなりますが、手数料がかかります。どちらのプラットフォームを選ぶかは、ビジネスの性質や資金繰りのニーズに合わせて検討する必要があります。

販促・集客サポート

STORESとBASEの比較ポイントの一つは、販促と集客サポートの機能です。これらの要素は、オンラインショップ運営において極めて重要です。それでは、STORESとBASEの販促・集客サポート機能について詳しく解説します。

まず、BASEでは購入者向けに便利なショッピングアプリ「Pay ID」を提供しています。このアプリを使用することで、購入者は簡単にBASE内のショップを見つけ、人気商品や探しているアイテム、ブランド名などを素早く検索できます。2021年2月時点で累計800万ダウンロードを超えるなど、Pay IDはショップにとって販促と集客の要となっています。一方、2021年6月時点でSTORESにはショッピングアプリが提供されていないため、BASEが優位性を持っています。

決済方法

STORESとBASEの比較ポイントの一つは、決済方法です。オンラインショップ運営において、顧客にとって使いやすく安心感のある決済方法を提供することは非常に重要です。それでは、STORESとBASEの決済方法について詳しく見ていきましょう。

まず、BASEの決済手段は以下の通りです。

  • クレジットカード
  • コンビニ支払い・Pay-easy
  • キャリア決済
  • 銀行振り込み
  • 後払い
  • PayPal決済
  • Amazon Pay


一方、STORESの決済手段は以下の通りです。

  • クレジットカード
  • コンビニ決済
  • キャリア決済
  • 銀行振り込み
  • PayPal
  • 翌月後払い(Paidy)
  • 楽天ペイ
  • 代引き
  • Amazon Pay


比較すると、STORESは楽天ペイと代引きが使える点がBASEと異なります。その他の基本的な決済手段はどちらも共通して提供しています。

特にクレジットカード決済は、オンラインショッピングにおいて利用率の高い決済方法です。クレジットカードを利用できない場合、顧客が購入を諦める可能性が高まります。総務省の調査によれば、クレジットカード払いは利用率が75.9%と非常に高く、他の決済方法を圧倒しています。また、男女ともに60%以上の人が希望の決済方法がない場合、購入を諦めるというアンケート結果もあります。

BASEはクレジットカード決済を標準で提供しており、審査なしで利用できます。一方、STORESはクレジットカード決済を利用するには審査が必要です。審査に落ちてしまうと、クレジットカード決済が利用できなくなり、再申請もできません。クレジットカード決済を利用できないことは、売れ行きに悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

要するに、決済方法についてはBASEがより使いやすく、特にクレジットカード決済の導入がスムーズです。一方、STORESはクレジットカード決済の利用に審査が必要であり、審査に落ちた場合はクレジットカード決済が利用できなくなります。決済方法の提供は、顧客の利便性と売上向上に大きく影響する要素であるため、ショップ運営者にとって重要なポイントと言えるでしょう。

【参考URL】
– [通信利用動向調査報告書(総務省)]
– [ECサイトで物品・デジタルコンテンツを購入する際の決済手段に関する調査(SBペイメントサービス株式会社)]

独自機能

STORESとBASEは、オンラインショップ運営において異なる独自機能を提供しています。これらの機能を比較し、どちらのプラットフォームがあなたのビジネスに適しているかを考察してみましょう。

BASEの独自機能

・SEO対策機能
BASEは、SEO(Search Engine Optimization)対策の機能を備えています。SEOは、Googleなどの検索エンジンで自分のWebサイトを上位に表示させるための対策です。BASEでは、キーワードやページ説明を入力することでSEO対策を行うことができます。これにより、検索結果での露出を高め、多くの潜在顧客にアクセスしてもらえる可能性が高まります。一方、STORESにはこのようなSEO対策の機能は存在しません。

・BASEかんたん決済
BASEかんたん決済は、BASEが提供する独自の決済サービスです。これを利用することで、お客様がスムーズに商品を購入でき、ショッピング体験が向上します。顧客にとって購入プロセスが簡単で安心感のある決済手段を提供できるのは、ビジネスにおいて大きな利点と言えます。

・デザインマーケット
BASEでは、デザインマーケットを活用できます。これにより、ショップのデザインを美しくカスタマイズし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。デザインは顧客の印象を左右し、ブランドのアイデンティティを表現する重要な要素です。


STORESの独自機能

・デザインの拡張機能
STORESは、デザインの拡張機能を提供しており、HTMLやCSSを使わずにランキング表示や動画の埋め込みが可能です。また、外部サイトに購入ボタンを設置することもできます。これにより、ショップの見た目をカスタマイズし、ユニークなウェブ体験を提供できます。

・カスタマイズ性
STORESはHTMLやCSSによるカスタマイズが制限されています。一方、BASEはより広範なカスタマイズが可能です。ショップのデザインや機能を自在に調整したい場合、BASEのカスタマイズ性が役立つでしょう。



以上の独自機能の比較から、どちらのプラットフォームを選択するかは、ビジネスの性質や目的によって異なります。BASEはSEO対策やかんたん決済、デザインマーケットなど、オンラインビジネスをスムーズに展開するための機能を提供しています。一方、STORESはデザインの拡張機能やカスタマイズ性が高く、ユニークなウェブサイトを作成したい場合に適しています。

ビジネスのニーズに合わせて、どちらのプラットフォームが最適かを検討し、選択肢の一つとして活用してください。ビジネス成功のためには、最適なツールと機能を選ぶことが肝要です。

店舗数

STORESとBASEを比較する際の重要なポイントは、その店舗数です。BASEは2023年7月時点で200万店舗を突破し、圧倒的な店舗数を誇っています。一方、STORESはネットの情報によると70万店舗以上となっています。店舗数はビジネスを展開する際の競争力や規模拡大の機会に影響を与える重要な要素と言えるでしょう。どちらのプラットフォームがあなたのビジネスに適しているか、その規模やニーズに応じて検討してみてください。

匿名配送

STORESとBASEの比較ポイントの一つは、「匿名配送」の提供です。BASEでは、「かんたん発送(ヤマト運輸連携)App」を活用することで、「匿名配送」が可能となります。匿名配送とは、送り主の「氏名」「住所」「電話番号」を配送伝票に印字せずに、商品を購入者に届ける配送サービスのことです。BASEではさらに、「特定商取引法に基づく表記」も非表示にできるため、氏名を除く「住所」「電話番号」を一切開示せずに販売できます。

一方、STORESも「特定商取引法に基づく表記」を非表示にできますが、匿名配送には対応していません。そのため、STORESを利用する場合、購入者に自宅の住所や個人の電話番号が伝わってしまう可能性があります。

ネットショップを個人で運営し、個人情報の開示を避けたい場合、BASEが匿名性を保つ点で有利と言えます。安心・安全な取引を実現したい場合、匿名配送の利用を検討してみてください。

デザイン

STORESとBASEのデザインにおける比較ポイントを見てみましょう。BASEのデザイン機能は、主に以下の3つから構成されています。

  • 無料テーマ: BASEの公式テーマを無料で使用可能です。
  • 有料テーマ: 有料のデザイナーズテーマも利用できます。
  • HTMLのカスタマイズ: HTMLやCSSを使って高度なカスタマイズが可能ですが、知識が必要です。


一方、STORESのデザイン機能は、48種類のテンプレートを無料で提供しており、HTMLやCSSの知識がなくても直感的にカスタマイズできます。STORESは、拡張機能を利用してランキング表示や動画の埋め込みなども実現できます。BASEは高度なカスタマイズを行うためには有料テーマやHTML、CSSの知識が必要で、コストがかかる傾向があります。

STORESは、使いやすくカスタマイズ性の高いデザイン機能を提供しており、特にHTMLやCSSに詳しくないユーザーにとって魅力的です。デザインにおいて手間をかけずに素早くショップをオープンしたい場合、STORESが適しているでしょう。

ドメイン

STORESとBASEの比較ポイントの一つは、独自ドメインの設定です。どちらも独自ドメインを使用することができますが、その取得方法に違いがあります。

BASEでは、独自ドメインの設定をするために「独自ドメインapp」という拡張機能を利用します。このアプリを使用することで、独自ドメインの設定が可能です。しかし、取得や管理については個人で対応する必要があります。

一方、STORESはスタンダードプランに加入すると、追加費用なしで独自ドメインを取得できます。通常、ドメインの取得や更新には費用がかかりますが、スタンダードプランではこの費用が無料となります。STORESではサービス内で独自ドメインの取得や管理ができるため、手軽に利用できる点が特徴です。

独自ドメインを利用して、オンラインショップのプロフェッショナルなイメージを構築しましょう。

STORES(ストアーズ)とBASE(ベース)はどちらがおすすめ?

STORESとBASE、どちらがおすすめかは一概には言えません。それぞれに特徴があり、どちらが適しているかは個人のニーズに依存します。手数料や機能の違いを踏まえ、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。どちらを選ぶべきか迷っている方には、自身の立場や目標に合致する方を選ぶことをおすすめします。自分に合ったサービスを選ぶことで、ビジネスの成功に近づくことができるでしょう。どちらのサービスも一度試してみて、最適な選択肢を見つけることが肝要です。

STORESはこんな人におすすめ

STORESは、いくつかの特定のユーザーグループにおすすめのオンラインショッププラットフォームです。まず、振込手数料を抑えたい方にはSTORESが最適です。STORESの振込手数料は一律250円で、BASEと比べて頻繁に振込申請をしたい方にメリットがあります。

また、STORESは代金引換などの決済方法を導入したい方にも適しています。幅広い決済オプションを提供し、顧客に選択肢を提供することができます。

さらに、STORESは実店舗でのキャッシュレス決済やネット予約など、多彩なサポートを提供しています。店舗運営の幅を広げたい方にとって、STORESは便利な選択肢と言えます。

月額費用を抑えながら本格的なネットショップを構築したい方や、コスト効率よく運営したい方にもSTORESはおすすめです。フリープランから始めて、売上が上がった際にスタンダードプランにステップアップすることも可能です。 STORESの総合的な手数料は競合他社よりも安価であり、コストを重視する方には魅力的なプラットフォームです。

BASEはこんな人におすすめ

BASEは、特定のユーザーグループにおすすめのオンラインショッププラットフォームです。まず、プラン変更なく、固定費0円で使い続けたい方に向いています。BASEは月額費用が無料で、運営コストを最小限に抑えることができます。

安心で信頼性の高いサービスを求める方にもBASEはおすすめです。BASEは多くのユーザーから高い評価を受けており、安全にネットショップを運営できます。

また、パソコン操作が苦手な方にもBASEは適しています。直感的な操作インターフェースと充実のサポートが提供されており、初心者でも簡単にネットショップを立ち上げることができます。

販促や集客に不安がある方にも、BASEは抽選販売機能などの多彩な機能を提供しており、効果的なマーケティング活動を支援します。

BASEはこれらの要因から、手軽に始めたい方や初めてのオンラインショップ運営者に最適なプラットフォームと言えます。

STORESとBASEの比較でよくある質問

BASEとSTORESに関するよくある質問に対する回答をまとめました。

Q.両方使っても大丈夫?

BASEとSTORESを両方使って複数店舗を出店することは、オススメしません。理由は、それぞれが異なる特長を持つため、メリット・デメリットを理解して活用する必要があります。初心者向けには同一のサービスで複数店舗を出店することをお勧めします。

Q.海外向けなのはどっち?

BASEとSTORESは両方とも英語対応し、海外通貨での決済が可能です。ただし、言語設定や支払い方法に違いがあるものの、主要な国に対応しているため、海外販売においては大きな違いはありません。したがって、海外販売を考えている方にとっては、どちらを選んでも問題ありません。

Q.初心者向けはどっち?

初心者向けのネットショップ運営においては、BASEがおすすめです。BASEは初期費用や月額費用がかからず、クレジットカード決済の審査も不要です。さらに、入金サイクルが早いため、売上が少ない初期段階でも資金繰りがしやすい利点があります。ネットショップ運営が初めての方にとって、ネットショップを開設し、軌道に乗せるまでのステップが容易であるため、これらの特徴を持つBASEがおすすめです。

まとめ

BASEとSTORESは、それぞれ特徴があります。BASEは初心者向けで、初期費用や月額費用がかからず、クレジットカード決済の審査も不要です。また、入金サイクルが早いため、初期段階の売上が少ないときでも資金繰りがしやすいです。

STORESは、スタンダードプランが有料ですが、多彩な機能やデザインテンプレートが用意されており、本格的なネットショップを運営したい方に向いています。

初心者や予算に制約のある方にはBASEが、本格的な運営を目指す方にはSTORESがおすすめです。適切なサービスを選びましょう。

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