RMSのライセンスキー更新は、RMSで新しいキーを発行し、連携先の外部ツールに入れ直して反映を確認する流れです。自社開発アプリと外部製品では入口が違い、serviceSecretの扱いと有効キー2件の上限も分けて考える必要があります。
まず整理:RMSライセンスキー更新で何が変わるか
ライセンスキーを更新しても、RMSで発行しただけでは連携は終わりません。自社開発アプリなら自社システム側の認証情報を更新し、外部製品なら製品側の管理画面へ再登録します。ここを分けて考えると、更新後に連携が止まる事故を避けやすくなります。

自社開発アプリと外部製品の違い
自社開発アプリは、店舗が自分で連携仕様を持っています。そのため、RMSで発行したあとに自社システムの設定を更新する必要があります。
外部製品は、提供元が用意した管理画面で設定を入れ替える形です。ECマスターズ系やらくらくーぽんのように、製品ごとに登録先と反映の流れが違います。
serviceSecretとライセンスキーの役割
自社開発アプリでは、ライセンスキーに加えてserviceSecretも認証情報として扱います。外部製品では、serviceSecretは提供元が管理し、店舗側のRMSには表示されない前提で考えます。
RMSでライセンスキーを確認・変更する画面
画面名は、メニュー番号よりも「WEB APIサービス」や「ライセンスキーの確認・変更」といった名称を優先して探すと迷いにくいです。番号は変わることがあるため、名称で辿るほうが安全です。
自社開発アプリの入口
自社開発アプリでは、RMSの「店舗様向け情報・サービス」から「WEB APIサービス」に入り、アプリの詳細画面でライセンスキーを確認・変更します。案内では、「店舗様向け情報・サービス」→「5 WEB APIサービス」→「2-1 WEB API」→「ライセンスキーの確認・変更」という流れです。
外部製品の入口
外部製品では、RMSの「店舗様向け情報・サービス」から「各種申請・設定変更」へ進み、「システム開発企業からのAPIアクセス許可設定」を開きます。そこから製品一覧を確認し、新しいキーを発行します。
有効期限切れのときに新しいキーを発行する
期限切れのライセンスキーは、再表示ではなく新しいキーの発行が必要です。特に、注文情報や個人情報を扱う対象APIは有効期限があるため、期限を過ぎる前に更新しておくと安全です。

期限が近いときの確認事項
注文情報・個人情報を扱う対象APIのライセンスキーは90日有効で、期限7日前から通知が届きます。対象APIは限定されるため、すべてのAPIが同じ期限というわけではありません。
更新前は次の2点を確認してください。
- その連携が期限付きAPIかどうか
- すでに有効なキーが2件たまっていないか
期限切れ後の扱い
期限切れ後は、RMSのライセンスキー画面で新しいキーを発行します。期限切れの場合は、画像認証後の画面から新しいライセンスキーを発行します。
有効なキーが2件ある状態で新しいキーを発行するときは、古い有効キーを停止してから進めます。外部製品の過去キーは、一度停止すると再開できません。
更新後に外部ツールへ入れ直して反映を確認する
RMSで新しいキーを発行しても、外部ツール側に入れ直していなければ連携は動きません。更新後は、登録先の入れ直し、反映待ち、接続確認をセットで行います。

ライセンスキーの登録先
外部ツール側の登録先は製品ごとに違います。たとえば、ECマスターズ系は会員サイトの「モールログイン情報【楽天】」に登録し、らくらくーぽんは管理画面の楽天API設定欄へ入れます。以下の案内が目安になります。
反映待ちの目安と接続確認
反映までの時間も製品ごとに違います。自社開発アプリは、RMSで新しいキーを発行したあと約10分の反映待ちを見て疎通確認します。らくらくーぽんは、有効になるまで約30分かかるため、すぐには使わず時間を置いてから確認します。ECマスターズ系は、毎日夜間に自動同期され、急ぐ場合は管理画面の「ECマスターズクラブの情報を取得する」ボタンで反映を促せます。
接続確認は、製品ごとの方法で行います。らくらくーぽんならAPI接続テストで確認し、ECマスターズ系なら同期後に実際の情報が取得できるかを見ます。自社開発アプリなら、実際のAPI疎通や認証エラーの有無を確認します。
serviceSecretと有効キー2件の扱い
ここを取り違えると、更新が終わったつもりで止まります。自社開発アプリはserviceSecretとライセンスキーをセットで管理し、外部製品は製品側の管理範囲を優先して考えるのが基本です。
自社開発アプリでの扱い
自社開発アプリでは、RMSで発行されたserviceSecretとライセンスキーを使って接続します。新しいキーを発行したら、連携システム側も更新し、反映待ちを置いてから疎通を確認します。
外部製品での扱い
外部製品では、serviceSecretを店舗側が直接管理しないケースがあります。そのため、更新ではライセンスキーの入れ直しが中心になります。加えて、有効キーが2件ある状態で新しいキーを発行するときは、古いキーを停止して整理する必要があります。
まとめ
RMSのライセンスキー更新は、RMSで新しいキーを発行し、連携先へ入れ直して反映を確認するのが基本です。自社開発アプリはserviceSecretも含めて管理し、外部製品は製品ごとの管理画面と反映待ち時間を確認します。期限付きAPIでは90日有効・7日前通知があるため、期限切れを待たずに更新すると安全です。
迷いやすいのは、画面名と更新後の反映先です。まずは「WEB APIサービス」や「APIアクセス許可設定」を起点に探し、次に外部ツールへ再登録し、最後に接続確認まで行えば、連携停止をかなり避けやすくなります。


